上手にオウム返しする方法(全体まとめ編)
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全てが真意ではない。
たとえば「私ってブスだからさ」という女性の多くは自分では本当にそう思っていたとしても心のどこかで、これを否定してくれる人を探していたりするのと同じです。
ですので、前の記事上手にオウム返しする方法(モテテク編) - love2016の雑記の例
相手「年甲斐もなく派手なワンピース買っちゃった!」
自分「年甲斐もなく派手なワンピースだねぇ!」
でいくと、
「そんな事ないよ!全然派手じゃない!かわいい!」等々と言い合うのが女性の会話だと思います。
もともとそれを100%期待していた人の場合は、すぐにこちらの意見に寄ってきてくれるので「えー、そうかなぁ」と言いつつまんざらでもない表情になりますよね。おだてて持ちあげるのが苦にならない人はこれを多用する傾向にあります。
けれども実はこれも完璧ではありません。
何故なら、これだと相手が派手だと思ったという価値観や気持ちを否定してしまっているからです!
先にお伝えした通り、モテテクとして重要なものとして相手を全肯定する事があります。
たとえ褒め言葉であっても、その褒めが相手の意見を全否定するような言葉の場合は相手に不快感を与えてしまいかねません。自分が派手だと思っている物をどれだけ可愛いと褒められても「いやどう見たって派手でしょ。」とか「着るの私だよ?服が可愛いのは判ってるってば。」となり、最終的には心の中で「この人全然話聞いてないわ…もういいや」となってしまう可能性もあります。
相手の心に寄り添うオウム返し
ではどうすれば自虐やネガティブな内容をオウム返し出来るかという事なのですが、それはズバリ
否定的な部分を質問で返す事!
です。
先ほどの例だと「年甲斐もなく」や「派手」の部分がややネガティブかなと感じたら、そこを否定も肯定もせず、まずは質問で返し、その後で肯定してあげる形をとると、相手に好意的に受け入れられる事が出来ると思います。
相手が落ち込んでいたりする時に、元気づけるつもりで、「そんなにネガティブな事ばっかり言ってちゃだめ!」とかついつい励ましてあげたくなってしまいますが、落ち込んでいる自分を全否定されてしまったら、心のシャッターは完全に下りてしまいます。
相手の心に寄り添うためにコミュニケーションがあるという事を忘れないでください。
なぜネガティブな感情になったのか、自虐に隠れた真意は何なのか。
憶測では測り切れないそれをうまく相手から引き出すことが出来れば相手からの信頼感は更に増し、よりよい関係を構築していけるようになると思います。
なぜなら、誰かに向かって言葉を発する時、殆どの人は「理解してほしい」と思って声を出しているのですから。
楽しかった事はもちろんの事、暗い部分やネガティブな部分でさえ、わかって欲しくて話すのです。
相手が勇気を持って発してくれた感情を受け止めてあげる事が出来れば、その関係は素晴らしいものになるに違いありません。
その際も、「わかるわかる~」と単純に同調してしまうと、ネガティブな状況であればあるほど表面的だと捉えられかねませんので、一旦傾聴を挟み、相手の真意に多少なりとも近づいてから理解を示してあげられると心が通うようになると思います。
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テクニックはよりよい人間関係を構築する為にはとても有用なのですが、なぜテクニックを駆使しようと思ったのかという根本的な気持ちを忘れてしまうと、相手の気持ちを無視した独りよがりなものになってしまいかねませんのでご注意を。
みなさまが大切な方々と素敵なコミュニケーションを取られる事を心よりお祈り申し上げます(*´∇`)ノシ マタネ~♪