love2016の雑記

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気づいた事や感じた事、得た知識などをシェアしていきたいです

営業は信頼が命。

婚活パーティなどでマルチや宗教やネットワークビジネスを勧誘する人が増えているそうです。

結婚したい、良い出会いが欲しいと思っている寂しい男女の心理に目を付け、あなたに好意があるという態度で近づき仲良くなりたいという雰囲気を醸し出しつつ勧誘する。

勿論押し付けるような事はしないが、特に「自分に興味を抱いてきた異性」と、「自分の接近を好意的に受け止めた異性」がターゲットにしやすい。

一度好意を持ってしまうと嫌われるのが怖くなるから勧誘しても断られにくいからだ。

 

恐らくそういう場での勧誘成功率は高いだろう。

何かしらの物足りなさを感じるからこそパートナーを求めているのだし、自分の好みの異性から「今度は二人だけでお茶しましょうよ」などと言われたら悪い気もしない。

 

けれども、それをやるからにはやはり営業力が強くなければならない。

営業力と言っても、押し付けて押し売りする能力では無い。トップ成績の営業マンに共通しているのは忍耐力と相手の求めているものを見極める能力、そしてタイミングをはかる力だ。

なんといっても、とっかかりが販売ではなく恋愛や結婚を前提とした会話を求めている相手に売りかけるわけだから、もし最初からそのつもりであった事がばれたら、通常以上に相手は「騙された感」が強くなるからだ。

 

如何に相手に恋愛感情を抱いている風に見せかけつつ販売にこじつけられるかが腕の見せ所なのである。それには通常の恋愛と同じく、相手の気持ちを思いやり、急がず適切な時期を推しはかる忍耐力が必要になる。確固たる信頼を構築してからであれば、たとえ如何なる高額商材であっても喜んで支払ってくれるだろう。信頼を得るために時間をかけられないようであれば、真の営業マンにはなれないだろう。

 

たいして、そういう人間にひっかかっている暇のない人にとってそういう人間がパーティに紛れ込んでいる事はとても大きな時間のロスでありその上望んでもいない金品搾取をされない為にも、自分の身の丈に合わないような異性からのアプローチには警戒が必要だと心得ておく必要がある。

そして真に信頼を置いてもいいと判断したとしても、恋愛感情と金銭を支払う事は別問題だと認識しておく必要がある。嫌われたくないからと勧誘に乗ってしまえば、永遠に愛される事は無く、そして金銭も要求され続ける事になるというのは、なにもマルチに限った話ではない。通常の恋愛においてだってそれは同じ事。

 

金で相手の心を買おうとしない事だ。