カリスマや天才が成功するために必要なもの
こんにちはらぶです。
カリスマや天才って憧れません?
凡人とは違う苦悩がありそうだとか、妬まれそうだとかいう理由で自分がそうなりたいとは思わない人でも、そういう人と気が合ったら面白い感性を見せてもらえるかなと思うので、私は憧れますね。
でも、いわゆる才能に秀でた天才やカリスマでも、ビジネスや人生で成功するかといえば、必ずしもそうではないような気がします。特に美術や音楽の才は世間的な成功が目に見えるので才能と成功が釣り合っていないなと感じる知人は多いです。
素晴らしい作品を作るのに、(孤高の芸術家ではなく)積極的に売り込んでいるのに、なかなか成功には結びつかない。そういう人っていますよね。
では、カリスマがカリスマとして注目される理由。
キテレツな天才が世間一般に出て成功する理由。
それは何だと思いますか?
それはずばり
通訳の存在です!!
ある短い映像で、ムーブメントの作り方というものがありました。
それは、ひとりの男性が独創的に楽しいダンスを踊っているものでした。
けれどもそれだけでは周囲は「変わった人がいるなあ」程度で、視線をそちらに向ける事はあっても特になにも変わりません。
そこにもう一人の男性が登場して、一緒に踊ったり周囲にも同じように促すのです。
そうするともう一気に流れは加速します。一緒に踊り出す人、手拍子する人、仲間を呼んでくる人…第2第3の通訳もどんどん現れてきます。
これが、通訳の仕事です。
天才やカリスマが自らPRする事が少なかったり、アピール下手な場合も多いですし、そのうえ人は結構第3者からのおすすめの方が受け入れやすかったりするものです。
ほら、覚えがありませんか?
- 芸能人の噂話で、本人が頑として否定しているのに週刊誌が取り上げていることを信じてしまう。
- かわいいね。と言われてもお世辞だと思ってしまうのに、他の人から「○○さんがあなたの事可愛いって言ってた!」と言われるとまんざらでもない気持ちになる。
風評被害なんかもそうですね。現場の人ではない人が騒ぐ方が浸透しやすく流布しやすいのが人間心理の様です。
ある種抜きんでた才能がある人は奇天烈な行動をとる事があります。
そして人は自分に理解不能な出来事にはなるべく関わらないようにしたいと思うのが常です。
そこを、通訳する人が必要なのです。
これは怪しくないよ、これは素敵なものだよ、私はこれが大好きなんだ、これはとても素晴らしい成果が出るとわかっているものなんだ!!
・・・これらの事も、本人がいうより第3者が言う方が絶対に信ぴょう性が高くなります。本人が言うより信じられると感じてしまうから不思議ですね。
カリスマが成功したければ、有能なNO.2、秘書、絶対的な理解者、信頼のおけるパートナーを探し、同時に自分と同じくらい大切に扱うべきですね。自分がカリスマでトップで、パートナーがNO.2の支え役だからって見下していてはいけません。
味方のいない天才はただの変わり者扱いが世の常ですからね。