ダンジョン飯(九井諒子)のコンテンツ力
こんにちはらぶです。
突然ですが今日は漫画の話。
らぶさんは昔こそ沢山漫画を読んでいて、2000冊の蔵書の9割9分は漫画と言っても過言ではない程の漫画読者でした。けれどもここ数年では年に2~3冊買えば多い方という位ライトユーザーになっていました。しかもどれも2~3巻で完結しているものとか、暗殺教室に至っては(好きなのに)1巻しか買っていない状況。
そんな中、新刊が出るたびに急いで買っているのが
そして最近面白いなと思ったのが
- ひなまつり
- 乙嫁語り
になります。実はこれ、聖☆おにいさん以外の3冊は全部ハルタという月刊誌に連載されている作品になります。
月刊誌のコンテンツ=作品
しかしながら実はらぶさん、ハルタという月刊誌の存在を全く知らなかったのですΣ(゚ロ゚;)
知ったのは乙嫁語り1巻の特別版(コンビニで雑誌サイズで再版されたもの)の巻末にあった広告でした。それまでは全てばらばらの時期にばらばらの書店の店頭にて衝動買いしたものだったし、作品にも全く共通点が無いのでまさか同じ雑誌で連載されている作品だとは思ってもいませんでした。
しかしこんな偶然たまたま手に取った作品がいくつも載っている雑誌なら、私の趣味嗜好に合致するのかもしれないと思い、今回初めてハルタ本体を買ってみる事にしました。
勉強と反面教師と
で、感想としては、不思議な事に
というものでした。うーん、あまり興味をそそられるようなものはなかったですねぇ…。とはいえ、今回は九井諒子の小冊子もついていたので買ってよかったです。
コミックス連動の応募者全員プレゼントもあるし。
何が言いたいのかといいますと、一つのキラーコンテンツがあるとその読者を他のコンテンツに誘導できるという強みが生じるというのを身をもって体感したという訳です。
好きなものがあるとその関連商品に手が伸びるのは当然の心理としても、それ以上に全く別の作品に触れてもらう機会をメインの雑誌は担っているわけで、単体の作品と連動して行う今回のプロモーションは有効だったのではないかなと思ったのです。
しかし反面
雑誌には大抵メインを張る大型作品が存在します。ジャンプならワンピース?サンデーならコナン?のような。しかし雑誌単体の購買力を支えているのは実はNO.2以降の出来と言われています。何故なら、コナン以外が全く面白くなかったら、わざわざサンデー買わないでコミックスが出たら買えばいいだけなので。
「最新のコナンのストーリーが読みたいし、他の漫画も(単行本買うほどではなくても)おもしろいから買う」というのが雑誌購読の心理だと思われます。そしてその雑誌をプラットフォームとして更に他の作品にも興味を持ってもらうのが狙いです。
だからこそ、メインの作品の力で読者を雑誌まで引っ張りこんで来たら、そのいちげんさんの目に耐えられるだけの作品がその雑誌には存在していなければならない。
それが、タイプの違う作家が集まる雑誌の強みでもあり弱点でもあると思われます。
ブログへの応用
これは個人のブログでも同じ事が言えるのではないかなと思ったのです。
特別バズるネタ、新鮮な時事ネタ、流行りもの、炎上商法などのキラーコンテンツを使えばその記事に読者が集まり、結果、サイト全体の訪問者数も伸びると思います。けれどもそれだけではなく、なるべくすべての記事の質を向上させ、流行に乗らず時間が過ぎても必要とされる記事を書く事も出来れば、息の長いサイトになるのかなと思いました。
言うは易しですが…(;^ω^A
これからもみなさまに何か気づきを感じてもらえるように頑張っていこうと思います(*´∇`)ノシ マタネ~♪