自分の価値とはなんだ。価値のある人間とはなんだ。

こんにちはらぶです。

昨日ふと思った疑問が知人のFacebookの投稿により更に深まった話。

自分の価値とは

私は今まで、そして今でも自分は他人に必要とされず、だからこの世界で生きる事が許可されていない価値のない人間だと思っています。それでも生きていられるのは仕事をしているから。私ではなく仕事が許可を得ているのですね。

仕事がなくなれば私には一切の価値がなくなり、誰からも求められず必要とされず、今度は現実的に存在する事を否定されるようになると思います。私自身には一切の価値がないから。

だから私は今まで仕事をする事、転職に有利になるくらいのスキルは持つ事、そして更に言うなら起業してひとりで仕事を初めても生きていけるくらいのスキルがあれば自分に価値が生まれて必要としてもらえるんじゃないかと思っていました。

けれども、昨日急に今までモヤモヤしていたものが言語化してきたのです。それは

自分の価値＝スキルなのか？

という疑問。それってつまりその能力がある人なら誰でもいいって事にならないか？それが「自分」を認めてもらうために必要なものなの？スキルがないから自分に価値がないの？という事は自分＝スキルで、オンリーワンのスキルなんて存在するのか？！という（自分に対する）質問でした。

そして「今のあなたはイマイチだけど、このスキルを身に着けたらあなたを好きになる」と言って来た人がいたらどう思う？と自問した所、即座に

ウザいと思う

との回答。

いやウザいと云うか、スキルそのものではなくてそのスキルを身に着けようと努力を重ねてきた過程の自分を認めて欲しいという感じですかね。

完成品を褒めてもらうのは嬉しい事だけど「作るの大変だったでしょー」「丹精込めて作られているね」「ここに来るまで辛かったんじゃないですか？」と言われた方がもっと嬉しい。

つまり私にとって一番重要な事はスキルではなく「スキルを持っていない（例えば、努力したけどスキルが手に入らなかった）自分でも存在を認めてもらえるかどうか」であって、そして同時に

それならば自分には死ぬまでずっと価値は生まれてこない

と悟った。

日々の苦しみはここから来ているのだと気づいた事はとても大きかった。

どうして価値がないと思うのか

私は自分で自分の事を「存在していて良かった」と思った事は1度としてありません。

でも存在を認めてあげたい気持ちもあるから何か「いてもいいよ」と言われるだけの価値を身に着けようともがいていたのですが、先に述べたように結局スキルを身につけてもそれが自分とは言い難い感覚があり、余計「スキルを取り除いたら私には何もない」という状況になるという負のスパイラル。いつまで経っても自分に価値を見出せない。

私は今まで、自分から好きになった人と相思相愛になった事がありません。

世界でただ一人、この人にこそ「そのままの君が好き」と言って欲しかった人は私より魅力的な女性を好み（当然ですが）、「そのままでいいと思う」と例え言ってくれても結局は「君はそのままで素敵だと思うよ。僕は他の女性が好きだけど」というオチになります( *´艸`)

自分自身に価値なんてない

私は私が、何も持たずただ生きているだけで愛される事などない人間だという事は誰よりも自分がよくわかっている。そしてそれは他人からの評価を見てもそれが事実だと判ります。私は友人たちのスキルではなく、ただ喋って笑っているだけの友人たちの側にいたいと願うが、その友人たちはそれらの「なんでもない時間、ありのままの何も持たない状態でいられる時間」を共有する時間を既に親友や家族などと過ごしており、私とは必要がある場合に一緒に時間を過ごす関係になっています。つまり必要とされているのは私のスキルであり、私ではない。

だから私は一生懸命スキルを磨こうとします。友人たちと少しでも多くの時間を過ごしたいので。けれども心の中では、それが自分の価値にはつながらない事を知っている為全力で取り組む気力が湧きません。そうなるとどんどん価値がなくなり、また独りで苦しむのです。

「外見的な成功では無く、内面的な価値を持て」という言葉

冒頭の知人のFacebookの発言は、自分の経歴やスキルに集まってくる人ではなく、内面的な価値を認めてくれる人を探そうというような内容だったのですが、知人本人はとても魅力的な方で、とても笑顔の素敵な活動力のある女性なのでもともと価値があって、その価値を認めてくれる人を探せばいいだけなのだろうなと思いました。

そう。つまり内面的な価値というものは、他人に気づいてもらう事は出来ても持っていないものに価値を見出してもらえる事はないという事。

富める者は更に富、失うものはより貧しくなる。という事だと思います。ゼロにはいくら掛け算してもゼロなんです。それが答え。

あとはそれをどう受け入れて生きて行くかが問題になってくる、ただそれだけの事なんでしょうね。

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私は相手の肩書や職業や学歴やスキルや特技なんかを気にしなさすぎるのか、友人たちのこれらの情報を知らない事が多いです( *´艸`)

だってみんな、そんな事知らなくても話してて楽しいんですもの。みんな大好き。

価値のある方々はよりその価値を深めてよりよい人生を送られる事を心よりお祈り申し上げます(*´∇`)ﾉｼ　ﾏﾀﾈ～♪