こんにちはらぶです。
本当は、本人に面と向かって言いたかった言葉。
けれども、そもそも伝える事自体自分勝手でわがままで無意味な行為だと気が付いて、伝えるのをやめた言葉。
だけど、相手の為に押し黙るだけじゃなく、自分の「伝えたい」という想いも叶えてあげたいと思って、伝えると伝えないの間を取ってここに書きます。要約だけど。
あなたはとても幸せで満たされていて、誰よりも豊かな生き方をしている。
好きな事をして若いうちに一生モノの趣味と友情を見つけ出し、大企業の専門職について現状も未来も安定している。
高いスキルと誰にでも好かれる人間性、他人が喜ぶ事が何よりの喜びで、他人を満たす事が=自分の喜びになるすばらしさ。
生きているのだから当然大変な事も起きるし辛い事もある。
でもそれは誰にでも起こる事であってどうする事も出来ない。出来るのは、大変な事が起きるのが当たり前の人生をどうやって楽しく生きるのかという事。
あなたはそのやり方を知っているし実践もしている。あなたの幸福な人生は空から勝手に降ってわいたものなんかではなく、あなたが自ら掴み取ったものでありあなたの努力の賜物だ。
人生の目標だとか信念だとかというものを敢えてわざわざ探そうとせずとも見出していて、だからこそ迷いなく生きている。揺らぐこともないが頑なになることもなく、あなたは常に王道をゆく。
あなたは外から押し付けられる苦しみにも折り合いをつけて対処する方法を知っている。強い忍耐力を以って時が解決するのを待つ。時間に勝る解決法はない事を知っているからだ。
最上のものを求める気持ちと現状に対する不満を過剰に求めずけれどもその両方を失うことなく日々を生き、飛躍の刻を伺いつつも忍耐と満足を持ち充実した毎日の為に全力を尽くす。
私は
あなたと共にありたかった。
あなたのような素晴らしい人間性を持った人に「癒し」と言われるのがたまらなく嬉しくて、ずっと側にいられる事を夢見ていた。
本当に、文字通り夢のような日々でした。
夢はいつか醒めるのに、ほんの1週間前までは、そんなこと考えもしなかったです。
本当は判っていた筈なのに。受け入れるのが怖かったんでしょうね。
あなたの素晴らしさを認めれば認める程、私なんかが側にいていい人じゃないって気づかされた。だから最後まで、本当の気持ちを伝える事が出来ないままになってしまった。伝えたら、その時点で夢から醒めてしまいそうで。自分の手で夢の時間を短くするなんて事、したくなかった。今考えたらバカみたいな話だ。言いたい事何もかも、言ってしまえば良かったのに。
今更もう、伝える事も出来ない。
ありがとう、愛おしい人。
あなたは本当に素晴らしい方だった。
あなたのいる世界は輝いていたが、あなたを失った世界はとても不安定になっている。
光がさしていたかと思えば暗雲が立ち込め、急な嵐が土砂災害を齎したかと思えばまた晴れ間が広がったりもする。
この気持ちもいつか納まるのだろうか。
嵐はやがて止むのだろうか。
あなたと過ごした日々を思い出すのは、今は辛くても、いつか必ず私を救ってくれる思い出になるでしょう。
どうか、あなたが今穏やかでありますように。
あなたはきっと今までと変わらず、多くの友人に囲まれて楽しい毎日を送る事だろう。
どうか、あなたが笑顔でありますように。
私も笑顔でいるようにします。
私があなたを想って泣いてしまうのは、あなたの本意ではないでしょうから。。