傾聴は肯定も母性愛もない。
こんにちはらぶです。
放置してたフリーメールにいつ登録したのかわからないメルマガが大量に来ていて気になるタイトルがあったのでちょっと見てみました。
傾聴バカ | 相馬一進公式サイト|起業の支援と心理学の専門企業
この記事の中で、傾聴しかしないカウンセラーはずっとクライアントを成長させずに金を搾取し続けるとし、
私たち人間の成長には、2つの愛が必要です。
1つは母性愛(優しさ、承認、肯定)であり、
1つは父性愛(厳しさ、直面化、尻叩き)です。
傾聴ばかりして、母性愛を与えるのはいいですが、
それだけだとクラアントの人生は絶対に変わりません。(中略)
クライアントから嫌われることを恐れて
厳しくモノが言えない傾聴バカがとても多い。
と言いきっている。
あのな。
全体的にツッコミたいが、まず大前提として
傾聴は肯定しない。確かに否定はしないだろうけど
母親の愛は時に強い力で守ってくれたりするが、傾聴はクライアントを守ったりしない。
傾聴の本質は、相手の心の鏡となってその人が真に求め迷い悩んでいる原因は何なのか、自分の内なる声と真摯に向き合う様に促すためのものであって、褒め殺しするような聴き方は傾聴じゃねぇ!( ゚Д゚)㌦ァ!!
コンサルやっててそんな事も知らんのか!!と思った。
「私の言う通りにしたら必ず成功します」というコミット
この人みたいに、「成功したけりゃ私の言うことに従ってりゃいいんです。それが出来ないから成功しないんですよ。嫌ならどうぞお帰り下さい。」っていうコンサルタント結構多いけどさ。
はっきり言って
従わなきゃ成功しないって言うなら、そもそも従わせる所からコンサルしろよと言いたい。
だって成功哲学なんてそこいらじゅうにごろごろ転がってるじゃん。
それで成果が表れないからコンサル頼んでるんだろう人に、「やらないお前が悪い」で済ますならコンサルなんていらんだろって話ですよ。
その点傾聴は心の迷いにもフォーカスしやすいので、行動にブレーキをかけている潜在意識を引き出す事も可能になるのですね。実際潜在意識で何を考えているのかなんて、自身でだって把握できていないのが普通なのだから、それを他人が外からとやかく言ったって行動できないもんは出来なかったりするのですよ。
もちろんそれだけでは成果は出ないのだろうけど、そもそもの行動をクライアントに丸投げしていいなら、コンサルタントって楽な仕事だなーと思いますね( *´艸`)
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傾聴って実は同情も同意もしないから、聴き方によってはちょっと冷たいんですよ。
特に同情して欲しいという気持ちが強い女性なんかからしてみると。
でも、他人への依存や承認欲求からの離脱ひいては心の自立に向かうには、傾聴って良い手法だなと思います。
みなさまが自らの心の内なる声に気づき、望んだ通りの生き方が出来ますよう、心よりお祈り申し上げます(*´∇`)ノシ マタネ~♪