こんにちはらぶです。
先日、蟷螂とケンカをしました。
仕事の帰り道、歩道に蟷螂がいました。
彼女はいざ植え込みを離れ開けた道路に向かって進まんと歩き始めていたところでした。
しかし、彼女の行く先は数メートルに渡るタイル張りの歩道のあとは一面ビルの壁しかない所です。草の一本も生えていませんし土も一切ありません。そして鳩がよく来るため、見つかったら隠れる場所もありません。
そして振り返れば彼女の後ろには植え込みが大きく広がり、樹木も草も土もふんだんにあるのですから、戻った方が生存率が上がって良いのではないかと思い彼女に提案しました。
しかし、彼女は聞く耳を持たず、私を敵とみなして臨戦態勢になりました。
捕らえられてなるものかと私の手をすり抜け、胴を掴まれれば躊躇せず鎌で攻撃しました。
どうにか植え込みの花の上に蟷螂を下したのですが、彼女は臨戦態勢を崩すことなく固まっていました。
私は、虫が絶望的な方向へ歩を進まんとしているのを目撃すると、本当に、自分は何をすべきなのかがわからず、とても苦しくなるのです。助けるか、助けざるべきかで葛藤をし、そしてどちらを選ぼうとも、どのように行動しようとも、それが良かったのかどうか答えなど存在せず、どちらにせよ私は思い悩むことになるのです。
私が彼らの人生に進んで関わって行く事が、本当に彼らの為になるのか。
私は彼らより身体が大きいから、物理的には彼らより先を見る事が出来る。だから危険を回避できるように感じられるが、子孫繁栄を求める彼らにとって命を繋ぐ事を求める本能はきっと私より強いでしょう。それなら、私の視点より彼らの行動の方がもしかしたら正しいのかもしれない。
彼らの望みが解らないのに手助けするのは自己満足でしかない。
そして本当に彼らの為になったとしても、彼らの一生に意図的に関わってきた私の存在はきっと障害であり敵でしかない。
となると、他者と関わる行動の殆どが、自己満足でしかないのではないか。
本当は、自分が良いと思った行動ではなく、相手が望む行動をしてあげたいのです。
けれども、それを相手から聞きだすことが困難なため、私はいつも迷うのです。
相手の為とはなにか。
何の躊躇もなく私の為だと言いながら意見を押し付けてくる人たちは、どれほど明確な未来が見えているのか。もしかして見えていないのは私だけなのだろうか。
でね。
らぶさん思ったのですよ。
判る筈のない未来、予測する事などできない将来に対して思い悩むことは意味のない事なのかもしれないと。
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今の上司に、「営業なんてAIやITが台頭してきたら一番に無くなるような職種なんだから、もっと将来性のある、ずっと先まで使えるような職業を選びなさい。」と言われてとても悩んでいます。なんたってらぶさん、営業職が無くなる未来を予測する事が出来なければ、ずっと先まで使える職種が何なのかもよくわからない。
悩んで悩んで悩みすぎて、頭がショートしたらふと、考えてもどうせわかんないんだから何でもよくね!?ってなっちゃったのね。
らぶさんはどう悩んでも、キリギリス体質から抜けられないようです( *´艸`)
皆様が思い描いた未来に向かって進んで行かれる事を、心よりお祈り申し上げます(*´∇`)ノシ マタネ~♪