欲望に正直なのは良いがわがままな責任転嫁は迷惑千万
欲望に正直なのって、悪い事では無いと思います。
買いたい物を買って着たい服を着てやりたい仕事をして
食べたい物を食べて好きな人とだけ付き合ってやりたくない事はやらない。
自堕落?節操がない?不健全?
とんでもない!!
本当はみんなこうしたい筈です。でも出来ないから言い訳したり、挙句の果てはそれらをやれている人たちの方がおかしいのであってやれない自分の方が正しいなんて言いだす始末。
でも、これは「自分」がやりたいようにやるのがOKなのであって、自分がやりたい事をやる為に他人の犠牲を当然の様に求めるのはNGなのです。
例えば
本屋で自分が買いたい本の棚の前でずっと立ち読みしている人がいて本が取れない。
この場合も、我慢する必要なんてないんです。
・横からすすすっと近づいて行って思いっきりその人の前に手を伸ばして本を取ってしまっても
・「すみません少しだけずれていただけないでしょうか?」とお願いしてしまっても
全然OKなのです!!
欲しい本を得るために行動してしまえばいいだけの話。
この場合のわがままな責任転嫁っていうのは
・あの人なんで買いもしないのにずっと立ち読みしてるのか。
・どうして周囲の迷惑を考えられないのか。
・立ち読みなんてマナー違反!!
・同じ本を二か所に置いていない本屋も売る気がない!
・店員ちゃんと働けよ!
などと考え、「自分がその棚の本が欲しい」という欲望の為にどいて欲しいだけだという事実を棚に上げ、他者が思い通りにならない事を不満に思うのが責任転嫁。
確かに表面上は欲望に正直に行動してしまった方が図々しい様に見えがちですが、自分は欲望なんて抱いていないという「フリ」をしているだけで本質が変わらない場合、そちらの方が厄介です。
わがままな客もクレーマーも両方対処に困るものですが、わがままな客はガンガン要望をぶつけてきますがこちらが不可だと言うとじゃあどうすれば可になるのか一緒に検討してくれたりしますので会話が成り立ちます。
けれどもクレーマーは自分の欲望を覆い隠しているのでそこに触れられたくない為に大げさに怒鳴り散らしたり話をすり替えたり誤魔化したりして会話が成立しないのが問題で、そこをうまく汲み取って対処する必要が出てくるのです。
微妙に似ているかもしれませんが、他責にしててもストレス貯まるだけですから、自分が動きやすい方に動いてしまった方が得策ですよね。
皆様がストレスフリーで過ごせるようお祈り申し上げます(*´∇`)ノシ マタネ~♪